プロ注目、福岡大大濠高校・三浦銀二投手、4回で9奪三振の好発進

2017年7月11日 09:07

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10日、夏の全国高校野球福岡大会で、プロ注目の福岡大大濠高校・三浦銀二投手が登板し、4回で6連続を含む9奪三振の好投を見せた。プロ10球団のスカウトが視察する中で、初戦から直球の伸びも良く上々の仕上がりを披露した。試合は、春の選抜大会でベスト8入りした福岡大大濠が純真を10-0の5回コールドで破り、初戦を突破した。

 三浦投手は春の選抜大会2回戦で滋賀学園と対戦、延長15回引き分けからの再試合まで全て完投してのベスト8入りに貢献した。スピードは最速で146キロを記録。プロでも通じる実力の片鱗を見せている。

 しかし甲子園では甘い球を打たれる事も経験し、コントロールを安定させるためのトレーニングに取り組んできた。遠投やブルペン投球を繰り返してフォームを安定させるなど、今大会ではより精度を上げた姿を見せている。昨年夏の甲子園出場校である佐賀の唐津商業との練習試合も9回を1失点に抑えていた。

 福岡大大濠は昨年夏にも甲子園に出場しているが、浜地真澄投手(現阪神)を擁し優勝候補とされながらも初戦で敗退している。

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