J2は福岡と湘南が一歩抜け出すも混戦模様

2017年6月18日 07:57

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 サッカーJ2第19節は17日に10試合が行われた。首位の福岡と2位の湘南が揃って勝ち、共に勝ち点を37に伸ばした。3位横浜FCは勝ち点32のままにとどまったため、11位大分の勝ち点29まで、1試合で順位が入れ替わる勝ち点差3以内に9チームがひしめく混戦となっている。42試合中19試合まで終わり、プレーオフはもちろん首位まで狙える位置にこれだけのチームがいるのは珍しい。

 首位の福岡はホームで名古屋と対戦、先制されながらも後半一気に3点を奪い今季初となる逆転勝ちをした。名古屋は初のJ2で屈辱の3連敗を喫し、8位に順位を落とした。2位の湘南はホームで11試合無敗中の京都と対戦、攻めあぐねたがロスタイムに1点を奪って1-0で際どく勝った。3位の横浜FCはホームで山形と対戦、終了間際のパワープレーからカウンター攻撃を受け1点を奪われ0-1で敗れた。

 この他、水戸はホームで千葉に3-1と圧勝、4連勝で12試合負けなしと好調を維持して7位に浮上。東京Vはホームで愛媛と対戦、先制するも後半逆転されるがいったん追い付き2-2とする。ロスタイムに再逆転されるもさらに粘りを見せて追い付く激しい点の取り合いを最後まで続けて3-3の引き分けとなった。大分もホームで讃岐と対戦、後半同点に追い付かれるもすぐさまオウンゴールで突き放しに成功、2-1で勝つ粘りを見せた。

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