地球から1481光年の距離にある謎の天体で急激な減光現象が発生

2017年5月27日 18:34

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 地球から1480光年離れた連星「KIC 8462852」は、宇宙人関係の研究者の間で人気の高い星の一つ。この星では謎の減光が確認されており、その原因がエイリアンの作り出した巨大人工構造物がその光を遮っているかもしれないという説があるためだ(過去記事)。そして今年の5月19日にもこのKIC 8462852に突如として急激な減光現象が発生したそうだ。リアルタイムで観測できる状況になったのは今回が初めて。通常なら数か月は待たなければならない観測用望遠鏡の確保もすぐに行われた。

 今回減光現象のスペクトルを観測することで、なぜこういった現象が発生しているのか、その原因が推測できる可能性があるという(ScienceEngadget Japanese Popular MechanicsSlashdot)。

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