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「冷房時の室温設定28℃」について見直しが検討される
記事提供元:スラド
節電のため、夏場のエアコンの温度設定を28℃にしようという呼びかけがある。これは、厚生労働省が定めた事務所衛生基準規則第五条3の「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十七度以上二十八度以下及び相対湿度が四十パーセント以上七十パーセント以下になるように努めなければならない。」を根拠としているのだが、この28℃という温度について関芳弘環境副大臣が「実はかなり不快だ。無理があるのではないか」として再検討を考えるべきと述べたと報じられている(東京新聞、日経新聞)。
なお、この「28℃」という温度は約50年前の研究結果を元に決められていたという(朝日新聞)。また、エアコンの温度を28℃に設定しても部屋の温度が28℃以下に保たれるわけではなく、さらに湿度などの環境によって体感温度が変わる点も指摘されている。
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