PHSの新規契約等の受付、2018年3月31日に終了へ

2017年4月23日 05:57

印刷

記事提供元:スラド

kawakazu 曰く、 ソフトバンクとウィルコム沖縄は20日、ワイモバイルで提供するPHS向け料金プランやPHS端末への機種変更などの受付を2018年3月31日で停止することを発表した(お知らせケータイWatchの記事Engadget日本版の記事ASCII.jpの記事)。

対象となる料金プランは「ケータイプラン」や「新つなぎ放題」「迷惑電話チェッカー専用プラン」などPHS回線を対象にしたものだが、PHSを活用したM2Mソリューションは原則受付停止の対象外のようだ。現在PHSを利用中のユーザーは、新規受付終了後も継続して利用できる。また、PHS端末購入時の分割支払いサービス「W-VALUE SELECT」の受付は2017年6月30日で終了する。ワイモバイルを扱うソフトバンク広報室では、申込数などを考慮して受付停止を決定したとのこと。

来年4月からはPHSへの機種変更ができなくなるため、機種変更する場合は3G/4G端末を選択することになる。音声通話に対応するPHS回線はMNPに対応しているので、別会社へ転出することも可能である。ソフトバンクにMNPで転出する場合はメールアドレスを引き継ぐことも可能だ。

タレコミ者はNTTドコモ→ウィルコム→Y!mobileの今でも使ってるPHS音声端末とDDIポケット→AirH"→AIR-EDGE[PRO](ここまでカードタイプ)→Advanced/W-ZERO3[es]のデータ通信端末を利用してた身としてはPHSが消滅への一歩を歩み始めたことは残念だと思う。

 なお、ワイモバイルでは2015年発売の「Heart 401AB」以降、PHSの新機種を発表していない。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | 日本 | 携帯電話 | 携帯通信

 関連ストーリー:
香港、PHSの所有と使用を全面禁止へ 2016年04月22日
「イエデンワ」の3G版となる「スゴい電話」、発売 2015年11月17日
総務省推計、80歳以上の人口が1,000万人を超える 2015年09月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事