【編集長の視点】ウィルは年初来安値水準から反発、連続最高業績と連続増配のダブル効果を見直し超割安株買いが再燃

2017年4月10日 09:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ウィル <3241> (東2)は、前週末7日に4円高の343円と反発して引け、今年1月31日につけた年初来安値330円に並ぶ安値水準からの底上げをした。同社の今2017年12月期業績が、連続して過去最高更新と予想され、配当も、連続増配が予定されていることを見直して超割安株買いが再燃した。今年2月にリフォーム関連の新サービスを2種類開始し、3月には主力の流通事業で西宮営業所をオープンさせたことも、業績上ぶれ期待につながっている。

■西宮営業所開設や新サービス提供でフィービジネスとリフォームビジネスが続伸

 同社の今12月期業績は、売り上げ50億9300万円(前期比4.3%増)、営業利益7億6000万円(同12.9%増)、経常利益7億3500万円(同11.8%増)、純利益4億8300万円(同10.4%増)と予想され、前期の過去最高業績を連続して更新する。流通事業で西宮営業所(兵庫県西宮市)を開設して阪神間の営業ネットワークを強化し、物件検索サイトの新サービスとしてリフォーム済みの物件の資産価値をアップさせる「イエナカログ」と現在売出中の物件の適正価格を表示する「Value Meter(バリューメーター)」の提供をそれぞれ開始し集客力をアップ、中古住宅仲介のフィービジネスとリフォームビジネスが拡大することなどが寄与する。

 配当は、純利益の30%程度の配当性向をメドとする利益配分の基本方針に基づき年間13円(前期実績12.5円)へ連続増配を予定している。

■25日線水準を固めてPBR8倍台、配当利回り3.7%の割安修正に再発進

 株価は、前期2016年1月~3月期(第1四半期)の好決算に反応して昨年来高値429円まで買われ、その後の前期業績の伸び悩みで300円台を試す下値調整が続き、期末の配当権利取りで383円の戻り高値をつけ、配当権利落ちで年初来安値330円へ再調整した。同安値からは、今期業績の連続過去最高更新・連続増配予想を好感して底上げし、これまで上値抵抗線となっていた25日移動平均線を上抜いた。足元では25日線を固めるもみ合いとなっているが、PERは8倍台、配当利回りは3.79%と超割安放置を示唆している。年初来高値抜けから昨年5月高値429円を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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