ビーズ、焚き火台一体型トライポッド発売 炊飯・調理も可能

2017年4月4日 16:41

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焚き火台つき三脚「ビッグファイアクレードル」(ビーズの発表資料より)

焚き火台つき三脚「ビッグファイアクレードル」(ビーズの発表資料より)[写真拡大]

 ビーズのアウトドア用品ブランド「DOPPELGANGER OUTDOOR(R)(ドッペルギャンガーアウトドア)」は、4月8日より、焚き火台つき三脚「ビッグファイアクレードル」の予約を開始する。直火が禁止されているキャンプ場などでも気軽に火を扱え、ファミリーキャンプの料理や焚き火にも最適としている。

 「ビッグファイアクレードル」は、ダッチオーブンや鍋、クッカーなどを吊るすためのトライポッド(三脚)に、三角形のメッシュを取り付けて焚き火ができる製品。メッシュをトライポッドに取り付けることで、焚き火台を兼務する構造となっており、焚火台を別途準備・持参する必要がない。

 トライポッドは、88cmと122cmの2段階で高さ調整ができ、フックの長さも、鍋のサイズによって適切な高さに合わせられるように調節できる仕組みとなっている。トライポッドのポールには、軽さと強さを併せ持つアルミ合金を使用しており、1mを超えるトライポッドでありながら、重さは1.3kgに抑えた。耐火性や耐摩耗性に関しては、ハードアノダイズド(硬質アルマイト)加工を施して対応している。

 ステンレス製の特殊耐熱メッシュは通気性にも優れており、細かい網目で火が落ちにくくなっている。静止耐荷重は、トライポッドが20kg、メッシュが5kg。車載時などに車内を傷つけたりしないよう、トライポッドの先端を保護するキャップと、持ち運びに便利なキャリーバッグが付属している。

 製品化のきっかけは、ツーリングキャンパー向けの先行製品「ライダーズファイアクレードル」のリリース時に、「家族でキャンプ行くので、もう少し大きいほうがいい」、「径の大きいダッチオーブンも吊るせたら嬉しい」というユーザーからの声を受けてのことと言う。

 直火禁止のキャンプ場が多くなってきている中、日中の炊飯や調理だけでなく、夜間の焚き火もすることができる焚き火台一体型トライポッド「ビッグファイアクレードル」。4月8日、9日に、東京・代々木公園内で行われるイベント「アウトドアデイジャパン」にて展示され、予約もできる。一般発売は4月下旬の予定。(記事:服部小夜子・記事一覧を見る

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