関連記事
アニメ制作現場、人工知能導入で人間の労働者が淘汰される可能性
あるAnonymous Coward 曰く、 アニメ専門チャンネルを提供するAT-X社の岩田圭介社長が、将来的にアニメのすべての制作過程で人工知能(AI)などによる自動化が導入され、人間の労働者を置き換える可能性が十分あると述べている(ITmedia)。
現在、ほとんどのアニメで制作工程のデジタル化が行われており、また昨今では2つの画像(原画)からその間をつなぐような動きを表現するための複数の画像を生成する、いわゆる「中割」作業を自動化するソフトウェアも登場しつつある(その1つである「CACANi」担当者インタビュー)。
しかし、岩田社長によると、今後はこういった定型的な作業が多い分野だけでなく、クリエイティブな分野においても人工知能による自動化が進められるという。すでに人工知能によってオランダの画家・レンブラントの作風を真似た新しい絵画を作製する、といった事例が実現されており、これを応用することで、特定の作家の作風を真似た作品を自動で作る、といったことも可能になるという。具体的な分野としては「キャラクター設計や絵コンテ、美術設計、背景、音響作業、色彩設定」などが上げられており、今後「人間とAIはクリエイティビティ分野においても競争になる」としている。
スラドのコメントを読む | 人工知能 | アニメ・マンガ
関連ストーリー:
日本のアニメーターに興味を持つ中国企業 2017年01月02日
宮崎駿、痛みを感じない人工知能に体を動かさせ「気持ち悪い動きができました」に怒る 2016年11月18日
複数のiPad Proを同時使用し制作するデザイナー、不満は1つのiPadに1つのペンしか使えない点 2016年07月26日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード
スポンサードリンク
- 【QAあり】スカパーJSATHD、宇宙事業が堅調に推移し上方修正 営業利益は過去最高益達成を見込む 2/10 09:54
- 【QAあり】WOWOW、新規加入件数は前年比+約8万2,000件と大幅増、スポーツコンテンツや音楽ライブなどが好評 2/ 3 11:13
- 地域新聞社が新春に予定している「障害児放課後デイサービス」、株価の評価を切に望む 12/26 12:53
- 【QAあり】スターツ出版、3Qは過去最高益を更新、営業利益は前期比154.4%と拡大基調で通期予想を上方修正 書籍コンテンツ事業が牽引 12/11 18:02
- 【QAあり】WOWOW、2Qは減収減益 下期はNBAや「Paramount+」等のコンテンツへの戦略的な費用投下等により、会員数の増加を目指す 11/ 7 17:23