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D-Wave、量子コンピュータ「D-Wave 2000Q」の提供を開始
記事提供元:スラド
世界初の商用量子コンピュータを開発したD-Wave Systemsが、量子コンピュータの新型「D-Wave 2000Q」の提供を開始した(D-Waveの発表、PC Watch)。
D-Wave 2000Qでの大きな変更点としては、扱える量子ビット数が前モデルである「D-Wave 2X」の1024量子ビットから2048量子ビットに倍増した点がある。これによってより大きな問題を解くことが可能になっており、また特定のアルゴリズムにおいて大幅なパフォーマンスの向上が実現しているとのこと。ベンチマークテストでは、1CPU+2500コアのGPUを使った最新サーバーと比較して1000〜10000倍ものスコアが出たという。
さらに「anneal offsets control」という新機能が搭載されており、これを利用してより効率的に問題を解くことが可能になるという。電力効率も高く、1ワット辺りのパフォーマンスはGPUベースのシステムと比べて100倍だとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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