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米Amazon、専用トラック用いてデータ転送「AWS Snowmobile」を発表
米Amazonが、100PBまでのデータを格納できる設備を備えた大型トラックを使って大容量のデータを同社のクラウドサービス(Amazon Web Service、AWS)に転送する「AWS Snowmobile」を発表した。エクサバイト級の大容量データでも数週間で移動できるという(PC Watch、AWS Blog)。
Snowmobileは45×9.6×8フィート(約13.7×2.9×2.4m)サイズのコンテナ内にストレージシステムを搭載したトラック車両。このトラックを転送したいデータにアクセスできるローカルネットワークに接続し、NFSでマウントしてデータを転送した後、トラックをAWSのデータセンターに移動させてデータを移すという仕組み。ネットワーク接続としては40Gbps回線を複数接続でき、最大1Tbpsでのデータ転送がサポートされるという。ストレージシステムの稼働のためには350kWの交流電源が必要となるが、別途発電機をAmazon側が用意することも可能だそうだ。
データは暗号化されてコンテナ内に記録され、また各コンテナはGPSで追跡されるとともに、状況によっては警備員を同行させることもできるという。
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