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米大統領選で不正行為が発生していた可能性が指摘される
あるAnonymous Coward 曰く、 今月8日に投開票された米大統領選で、一部の州で集計時に不正行為があったのではないかという疑惑が出ている(米CNN、CNNその1、ITmedia、Medium、Slashdot)。
イリノイ州やアリゾナ州での有権者登録システムへの不正侵入などが確認されているとのことで、ミシガン大学のアレックス・ホルダーマン教授によると投票機にマルウェアを感染させ、特定の候補の表を水増しさせるという行為が行われていた可能性があるという。
また、ドナルド・トランプ氏が制したウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア各州の集計結果では機械を使った電子投票方式の郡でクリントン氏の獲得票が少なく、投票用紙に記入する方式の郡での票数を7%も下回っていたそうだ。ただし不正侵入の証拠が見つかったわけではないとし、独立機関による調査が必要だと主張している。
この指摘を受けて、緑の党の候補だったジル・スタイン氏の陣営が23日、激戦州での集計のやり直しを求めるために必要な資金集めに乗り出したという(CNNの記事2)。スタイン氏の陣営によると、再集計を申し入れるためには25日までに200万ドル(約2億2500万円)を調達する必要があるとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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