ALLOUT!! 第3話「一番大切なのは」【感想レビュー】

2016年10月26日 11:30

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ALLOUT!! 第3話「一番大切なのは」【感想レビュー】(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部|TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて好評放送中

ALLOUT!! 第3話「一番大切なのは」【感想レビュー】(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部|TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて好評放送中[写真拡大]

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 まだ喉がガサガサしている筆者です。昼間はまだ暖かいのですが、朝夕はもうモコモコした物がないと辛い寒さ。
皆様もどうぞご自愛下さいね。

 さて、そんな現実の寒さなど関係ない!とばかりに、熱いオールアウト!!の三話です。

 「一番大切なのは」

 意味深なタイトルですねー。待ちに待った試合回ですねー。で、もう諦めてもいいですかね?

 何をって腐ったフィルターをOFFにする努力ですよ!!

■そんな訳で、ALLOUT!! 第3話「一番大切なのは」のあらすじ


 神奈川ベスト4常連の強豪、私立慶常高校との練習試合当日がやってきました!電車で慶常へと移動する神高メンバーの身長差やら、それぞれの過ごし方やらにほっこり。

 そして相変わらず暗い顔でオドオドしている石清水。マイペースな祇園も流石に気が付いて声をかけます。凸凹コンビがちょっと仲良くなってる様子。

 試合回という事もあり、自己紹介では端折られてしまった二、三年の先輩方がちょこちょこ顔を出していたり、試合で活躍していたのも上級生ファンには嬉しいポイントでしたね。

 そんなほのぼのした空気に突如響く低音かつテンション高い雄たけび。

 「せぃーきぃざんっ!!」

 慶常副キャプテンの平 唯一(たいら ただかず)が文字通り飛び出して歓迎してくれます。

 まぁお気に入りの赤山に抱き着こうとして八王子先輩に抱き着いていたのですが……。この辺りから筆者の腐ったフィルターを外すのが無駄な抵抗なのかもしれない、と思い始めました……。

 妖怪猫ヤンキー先輩こと江文 優(えぶみ まさる)とウィングポジションを争う気でいる祇園がスタメンを争う気満々でバチバチしていましたが、仲良くベンチスタート。

 前回、出なくていい?なんて八王子先輩に零していた石清水はしっかりロックのポジションでスタメン入り。案の定、祇園は石清水が出れるなら俺も出たい!と駄々をこねて怒られます。

 「スタメン?」

 そんなオドオドしっぱなしな石清水に声をかけたのは、石清水が肩に怪我を負わせてしまい、結果、全国大会へ出場できなくなってしまった中学時代のチームメイト、御幸 篤(みゆき あつし)。

 慶常に進んだ彼のポジションはスタンドオフ。

 彼もスタメンでこの練習試合に出るのですが、再会を喜び、試合を楽しみにしている様子の御幸に比べ、石清水の表情はなかなか晴れません。

 肩の怪我もすっかり治った、とアピールする御幸に少しだけ石清水の顔が柔らかくなります。本当に気にしていたんだなぁ……。

 涼し気な顔立ちの御幸ですが、祇園が石清水の事を「ウド」呼びしているのに抗議したりと、かなり気が強く情に篤いキャラクターが見て取れます。

 スタメンの皆がカードゲームの札の様にバシバシバシッ!と画面に出てくる演出が、いやが上にも試合への期待が高まります。
このスタメン発表画面でキャラの顔と名前、そして背番号が判るのがありがたいですね。

 大所帯だからね!!

■試合回のワクワク


ALLOUT!! 第3話「一番大切なのは」

画像引用元:(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部|TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて好評放送中

 3DCGで動くシーンも絵で動くシーンも大迫力でワクワクが止まりません!!梅ちゃん先輩の応援や掛け声も可愛いだけじゃなく、臨場感が強調されます。うめき声、弾む息、スクラムの鬨の声のような雄たけび、と声を聞いているだけでも引き込まれます。

 タックルの勢いある描写も迫力があって、いかにも痛そうです……。

 まぁガチギレした御幸様のご尊顔とひくぅい声およびお言葉の方が怖くて痛そうでしたし、赤山先輩のどギレモードは怖いとか迫力っていうか、だからどこのラスボスなんですか??って感じでしたが。筆者、思わず「ナルガクルガ……」(by:MHシリーズ)って呟いてしまいました。いや、致し方ないよね???

 今回は、試合回であると同時に、赤山先輩を中心に三年の代しか知らない過去話回でもありました。

 なんで神奈川ベスト4常連の名門校、慶常が弱小の神高と毎年練習試合をしているのか。なぜ、慶常の副キャプテン、平が赤山を気に入っているのか……。

 そんな話を祇園達にしてくれるのは高校からラグビーを始めた三年、松尾 年乃助(まつお としのすけ)。長い顎と特徴的なタレ目とクセッ毛な先輩です。

 勝ちたい、試合に出たい……ベンチがそんな焦れた気持ちでいっぱいになっている頃、フィールドではスタンドオフでスタメン出場を果たしたもう一人の一年、大原野 越吾(おおはらの えつご)がボールを手にします。流れをもってこないといけない、と呟く彼ですが、果たして次週、押されっぱなしの神高は反撃できるのか!?祇園と江文は試合に出れるのか!?

 第四話、「俺、なにしたらいい?」も全力待機です!!

■今回のまとめという体の蛇足。


ALLOUT!! 第3話「一番大切なのは」

画像引用元:(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部|TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて好評放送中

 だめでしょ。もうアウトでしょ。全力で。男子高校生、しかも三年生が他校の同学年に出合い頭に抱き着きます?

 しかも相手を間違えてもそのままとか。

 いやハチ先輩のぽよぽよ具合はたしかにこう、ビーズクッション的な癒しを与えてくれそうですがそういう問題じゃなかろうて!!

 あれですか、フルコンタクトスポーツに染まるとハグという概念は溶けるんですか?いや明らかにただのハグでしたよね??

 *フルコンタクトスポーツ
スポーツや格闘技を選手同士が接触する程度で分けた時、「力を抑制せず、相手に直接接触する形式」のもの。ラグビーの他にはラクロスやレスリング、アメフト、アイスホッケーなどなど。

 はっきりと惚れたって言いきっちゃったし。大好きオーラ隠す気ゼロですやん???

 大好きオーラでいえば一年の御幸様も大概ですけどね??

 他校だろうが他チームだろうが大好きな「澄明(すみあき)」が馬鹿にされるのは許せないですかそうですか。
石清水君、愛されてますね???

 若干ヤンデレ入ってる気がしなくもないので、ほんと強く生きるんだよ石清水君……。

 それにしても、同学年からもライバル校からも赤山先輩は大人気ですね??まぁあんなリーダシップ取れて努力家で冷静なのに闘争心はどこぞの武将かラスボスかなオーラ醸していて、美声でせくしぃボディラインですものね仕方ないですね。

 カリスマが違いますものね!!

 大丈夫ギリギリ腐ってないラインで慕われるのは納得できますから!

 腐女子の五感を通すともうあっちもこっちも恋愛的というか性的な何かが絡んでるんだろうなっていうか、それらがないとか嘘だろむしろある方が普通だろうって納得してしまうだけなので!!

 はぁもう腐れた視線はOFFにしようと決意していたのに三話時点でもう無理とかほんとALLOUT!!こわい……でも燃えるし萌える熱いアニメなんで腐ってる人も腐ってない人も観ましょう?

 原作も読みましょう?
登場人物そろそろ多すぎてこの人誰だっけ?っていうかこんな人いたっけ?ってなってきたでしょ?

 公式が選手名鑑出してくれてますので原作コミックスと合わせてどうぞですよ。

 はー……萌えに溜息しか出なくなったのでポジションやらルールやらのまとめはまた改めます……。
はー…ムキムキでゴツゴツなのになー……かっわいいんだよなぁ……。

 いや、石清水、君は可愛すぎだけどな!!もうだめだ。萌えてしまった。仕方ない。

ALL OUT!! 第2話「タックルやりてェ」【感想レビュー】

(あにぶ編集部/笠井)

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