舟を編む 第1話「茫洋」 【感想レビュー】

2016年10月22日 23:26

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舟を編む 第1話「茫洋」 【感想レビュー】© 玄武書房辞書編集部

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 こんにちは。今秋アニメ『 舟を編む 』の連載コラムを書かせて頂くことになりました、吉野と申します。

 出版社「玄武書房」の辞書編集部が舞台の、この作品。
辞書制作なんて、未知の世界なので、観る前から、すでにワクワクが止まりません。

 では、早速、第1話のまとめを、書いていきたいと思います。

■舟を編む 第1話「茫洋」


 茫漠とした言葉の海。海を渡るすべを持たない僕たちは、そこでただ佇む。
誰かに届けたい思いを、言葉を、胸の奥底にしまったまま。
辞書とは、その海を渡るための、一艘の船だ――
   

 「玄武書房」の辞書編集部で働く、西岡 正志(にしおか まさし)は、

 とある本屋で、「玄武書房」の営業をしている、馬締 光也(まじめ みつや)のお粗末な仕事ぶりを目撃する。

 その後、辞書編集部での何気ない会話の中で、馬締のことを話題にする西岡。

 定年を間近に控え、後継者を探している、ベテラン編集者 荒木 公平(あらき こうへい)は、

 そんな西岡の話を聞いて、馬締に興味を持ち……?!

■主人公 馬締とは……?


 この作品の主人公である、馬締くんは、「玄武書房」の第一営業部に所属する社員。

 しかし、本屋での彼の対応を見る限り、あまり営業の仕事は向いていないようです。

 けれど、本好きゆえか、一つの言葉が持つ多様な意味を、瞬時に思い浮かべることが出来ます。

 まさに、辞書作りにぴったりな人材ですよね。

 その能力を買われて、辞書編集部にヘッドハンティングされた馬締くん。

 これから、馬締くんは、どのように活躍していくのでしょうか。

 また、辞書編集部のメンバーたち――

 辞書編集一筋の、ベテラン編集者 荒木さん
落ち着いていて、賢そうな女性、佐々木さん
そして、コミュニケーション能力は高いけれど、辞書作りにはそこまで興味がなさそうな、西岡くん

 の働きぶりと成長(特に、西岡くんの)も、楽しみです。

■言葉の面白さ


 西岡くんの「空気読め」という発言に対して、
「読むということは、西岡さんの仰る空気は呼吸するものではなく、場の状況・雰囲気を表す際に用いる空気ですね」と返す馬締くん。

 さらに、「空気が重いという使い方もありますね。居心地が悪い。その場を立ち去りたいような思いに駆られること」と、「空気」という言葉が持つ様々な意味を、淡々と語り続けます。

 また、荒木さんに、「君は右を説明しろと言われたらどうする?」と訊ねられると、

 「箸を使う方……と言うと、左利きの人を無視することになりますし、心臓のない方と言っても、心臓が右にある人もいるそうですから。体を北へ向けたとき東に当たる方角」と、的確に答えます。

 馬締くんの話を聞いていると、一つの言葉が持つ色々な意味を、改めて知ることが出来るので、とても面白いです。

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 今の時代、何か分からないことがあると、すぐにインターネットで検索してしまいがちですが、
このような作品に触れると、つい、辞書を手に取りたくなりますね。

 さてさて、この『舟を編む』ですが、放送と連動して、公式Twitterで、オープニングに登場した辞書(全11冊)を、豪華キャストのサイン入りでプレゼントするという、辞書プレゼント企画を実施しているそうですよ。

 放送当日の、『舟を編む』公式Twitterによる、当企画に関するツイートをリツイートした人の中から、抽選で一名様にプレゼントとのことなので、放送当日のツイートをお見逃しなく!!

 TVアニメ『舟を編む』公式Twitter

 twitter.com  2 tweets 1 userhttps://twitter.com/funewoamu_animehttps://twitter.com/funewoamu_anime

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 感想コラムのまとめ

(あにぶ編集部/吉野 亜美)

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