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カゴメ、通信販売の新事業「農園応援」 特色ある農産物を目利き
カゴメが通信販売の新事業「農園応援」で販売する「ゴールド ラ・フランス」(カゴメの発表資料より)[写真拡大]
カゴメは18日、通信販売の新事業として「農園応援」を立ち上げると発表した。地方に眠る特色ある果実や野菜をオンラインショップなどで販売するという。地域生産者と日本の消費者をつなぐことで、地域農業活性化に貢献したいという。
同社によると、今回立ち上げる「農園応援」では、カゴメが全国各地の生産者を訪ねて農産物を目利きし、青果や加工品を「いつ・だれが・どこで・どのように」という物語とあわせて顧客に届ける。
初年度に展開する商品として、「果樹楽園うばふところ」(山形県上山市)の佐藤和愛さんが生産する「ゴールド ラ・フランス(青果)」と「水尻農園」(北海道余市町)の水尻宏明さんが生産するトマトを搾った「北海道余市トマトジュース」の2品をオンラインショップで販売する。
「ゴールド ラ・フランス」は、生産者が少なく、地域でも希少な青果。西洋梨の中でも香りが高く、甘みが深いという。1セット2kg(4個~6個)で価格は5,500円(税別)。
「北海道余市トマトジュース」は、カゴメが 10 年がかりで開発した新品種系統、爽果(さやか)を使用。糖酸比が高く、トマトジュースにすると青臭さが少なく飲みやすいという。190g×18本入りで価格は4,500円(税別)。
17年度以降は、取扱い品目を拡大して、展開していく予定という。
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