米魚類野生生物局、蜂を初めて絶滅危惧種に指定

2016年10月7日 11:00

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記事提供元:スラド

headless曰く、 米魚類野生生物局(USFWS)は、ハワイの固有種であるハワイメンハナバチ7種を絶滅危惧種に指定した。日本では3種のメンハナバチが環境省のレッドリスト(PDF)で絶滅危惧I類に区分されているが、米国でハチが絶滅危惧種に区分されるのは初めて(Xerces SocietyThe VergeUSFWSの決定内容)。

 メンハナバチは顔に黄色の紋を持つことから「yellow-faced bee」と呼ばれる。ハワイメンハナバチは19世紀末~20世紀初頭にはハワイ中どこにでもいる昆虫だったが、現在では多くが希少種になっているという。ハワイメンハナバチの多くの種は小型で孤立しているため、環境の変化に弱い。環境開発や非固有種の植物増加により、固有種の植物が生育するハワイメンハナバチの生息域が失われていったことが減少の大きな原因となっているようだ。実際に非固有種の植物が支配的な場所にはほとんど生息していないという。

 さらに、固有種の植物は花粉の媒介をハワイメンハナバチに依存しており、ハワイメンハナバチの減少が固有種の植物の減少を招いているとも考えられる。このことから、ハワイメンハナバチを保護することで、絶滅危惧種となったハワイ固有の植物を救うことにもなるとの見方もある。ハワイメンハナバチ7種の絶滅危惧種指定は10月31日に発効する。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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