火星探査車キュリオシティ、予想外の鉱物を発見

2016年7月1日 16:42

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 NASAの火星探査車「キュリオシティ」が昨年7月、火星内で鱗珪石という鉱物を発見したそうだ。この鱗珪石は火山活動などの高温環境で作られるものであり、火星でこういった活動がかつてあった可能性が考えられるという(AstroArtsNASA)。

 発見されたのはゲール・クレーター内の「バックスキン」と名付けられた場所。鱗珪石は硫黄島などの火山活動が活発な場所で見つかるのが一般的だが、いままで火星で火山活動があったとは考えられていなかったため、この発見は驚きを持って迎えられたという。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 火星 | 宇宙

 関連ストーリー:
地球外生命体が見つからないのはすでに絶滅しているから、という説 2016年06月10日
米ロッキード・マーチン、火星を周回する宇宙ステーションの計画を発表 2016年05月31日
NASA曰く、「日本は有人火星探査に消極的」 2016年05月09日
SpaceX、2018年の民間火星探査実施を発表 2016年05月02日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事