トヨタ自アク抜けなら相場全体のリバウンド機運高まる【クロージング】

2016年5月12日 16:32

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記事提供元:フィスコ


*16:33JST トヨタ自アク抜けなら相場全体のリバウンド機運高まる【クロージング】
12日の日経平均は4日続伸。67.33円高の16646.34円(出来高概算20億6000万株)で取引を終えた。11日の米国市場では、主要企業の軟調な決算を嫌気し売りが先行。景気の先行きに慎重な見方が強まるなか、NYダウは210ドルを超す下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の16430円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行した。

また、トヨタ自<7203>が11日に発表した2017年3月期の営業利益が前期比4割減となる見通しも心理的な上値の重しとなった。ただし、寄り付き直後には16374.59円まで下げ幅を拡大させる場面もみられたが、売り一巡後は下げ幅を縮めてきており、16500円を回復。

その後もオプションSQを控えるなか、先物主導によるインデックス売買により上昇に転じると、権利行使価格の16500円での推移から16625円に中心価格が切り上がり、16600円を回復している。

SQを控えてのインデックス売買が中心であり、4日続伸とは言え、依然として方向感が定まりづらいところである。明日は決算ピークとなるため、週末要因からも手掛けづらい相場展開になろう。機関投資家は決算を見極め、来週以降の参戦となろう。本日のトヨタ自<7203>がアク抜けとなるようだと、来週以降の相場全体のリバウンド機運が高まりやすいだろう。

一方で、テクニカル面では、一目均衡表では薄い雲であるが、終値で雲上限を捉えている。雲は縮小しているため、明日の水準は16385-16586円辺りとなる。また、来週にはねじれを起こしてくるため、トレンドが出やすいタイミングであろう。上へのトレンドが強まるようなら、ハイテクや自動車などへのリバウンド狙いが意識されそうだ。《AK》

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