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Microsoftの画像の説明文を自動生成するAI「CaptionBot」、色々な意味で話題に
あるAnonymous Coward 曰く、 Microsoftが写真を自動認識して説明文(キャプション)を自動的に生成するボット「CaptionBot」を公開しているのだが、これによって生成された説明文が物議を醸しているという(MashableAsia、RBB TODAY、Slashdot)。
たとえば、ミシェル夫人を腕に抱くオバマ米大統領の写真には「スーツにネクタイの男性が携帯電話に話している」との説明文が出力された。また、昨年世界を二分する騒ぎを起こした「白金・青黒ドレス」については、「ネクタイを締めた猫」と判定されている。
TEAMROCK.COMでは13の写真をCaptionBotに判定させている。たとえばロックバンドMetallicaのメンバーがアイスホッケーチーム「San Jose Sharks」のマスコットキャラクターの着ぐるみと映っている写真では、CaptionBotは正しくメンバーのJames Hetfieldを認識した。しかし、目立つ着ぐるみについてはスルーされている。
ほかの有名人では、Courtney Loveは認識できたものの、ロックバンドKISSのGene Simmonsは認識できず「オートバイに座っている赤いジャケットの女性」と認識されていた。また、日本人アイドルグループBabymetalについてはまったく認識できなかったようだ。こうしたミスを探すのもネタとして楽しまれている模様。
なお、先日同じくMicrosoftの人工知能チャットボット「Tay」がヒトラーを肯定したり、人種差別的な言葉を発したりするように学習されてしまったことが話題になったが、このような問題を受けてか、ヒトラー関係の画像はすべて無視するように設定するなどの対策が施されている模様。オサマ・ビンラディンも識別しないようになっているという。しかし、同じナチス指導者であるメンゲレやゲッベルスについては識別可能で、また毛沢東、ポルポトもしくはサダム・フセインも識別可能と、対処にはばらつきがあるようだ(CNN)。
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