米国株見通し:もみあいか、G20や産油国会合をにらみ思惑

2016年4月14日 19:08

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記事提供元:フィスコ


*19:08JST 米国株見通し:もみあいか、G20や産油国会合をにらみ思惑
『米株式市場』


13日のNY市場は上昇。アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、買いが先行。大手行の決算が好感され、金融セクターに買いが広がった。地区連銀経済報告(ベージュブック)では大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大し、一部地域で賃金が上向いたとの認識が示され、終日堅調推移となった。ダウ平均は187.03ドル高の17908.28、ナスダックは75.33ポイント高の4947.42。


グローベックスの米株先物はNYダウでは40ドル安程度で推移している。欧州は高安まちまちで推移しており、G20財務相会合の行方を見極めたいところであろう。世界経済の後退を防ぐため財政出動による需要拡大策を議論する。その他、通貨安競争を回避することも確認することで、過度な円高の流れは是正される可能性。


一方で「パナマ文書」で国際的に注目を集めるタックスヘイブン(租税回避地)を巡り課税逃れ対策の在り方も議論する見通しである。各国トップの疑念が相次いで強まるなか、波乱要因となる可能性には警戒しておく必要があろう。


また、産油国会合を17日に控えている。足元で原油相場はリバウンドを見せてきているが、会合が近づくにつれて、やや慎重姿勢が強まる可能性も意識しておきたいところであろう。もっとも、市場は落ち着きをみせてきており、ショートポジションは避けたいところである。《TY》

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