ドローンによる医薬品配送に向けエアロセンス、MSD、アルフレッサ連携

2016年4月7日 04:13

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エアロセンス製の自律型無人航空機(写真:エアロセンス発表資料より)

エアロセンス製の自律型無人航空機(写真:エアロセンス発表資料より)[写真拡大]

 エアロセンス、MSD、アルフレッサの3社は6日、ドローンを用いた医薬品配送事業の早期実用化に向けて連携したと発表した。

 ドローンの技術は日々進化を続けており、さまざまな業種・業態においてビジネス開発が進んでいる。医薬品事業においては、災害時の孤立地のみならず平時にあっても離島や遠隔地に確実に医薬品を届けることが社会的な課題の1つとされている。

 今回の連携において、エアロセンスは、実用化に向けたドローンの技術課題の解決、MSDは、関連規制、医薬品および医薬品パッケージに関する知識・知見を含めたノウハウを提供、アルフレッサは、物流ならびに配送に関する知見を提供する。3社がそれぞれのノウハウ、技術を連携させることで医薬品配送のビジネスモデルの構築を目指す。また国家戦略特区で実証実験を重ね、災害時に医薬品の緊急輸送の実施に備えるという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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