Googleの囲碁プログラム、プロ棋士に初勝利

2016年1月29日 15:52

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Googleが開発した囲碁プログラム「AlphaGo」が、初めてプロの棋士に勝利したそうだ(朝日新聞Googel Japan BlogNature誌掲載論文)。

 このプログラムはGoogle傘下のGoogle DeepMind所属の研究者らが開発したもの。ディープラーニングという手法を使って過去の対戦記録から打ち方を学習し、さらに同じプログラムどうしで対戦して強度を上げたそうだ。

 コンピューターが囲碁で人間に勝つのは当分先だと思われていただけに、意外な方も多いのではないだろうか。

 過去にはハンデ付きの対戦狭い盤面を使った対戦でコンピュータがプロに勝利したケースはあったものの、一般的な19×19の盤面でコンピュータが勝利したのは初めてだという。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | 人工知能 | ゲーム

 関連ストーリー:
第1回囲碁電王戦、2月11日と16日に開催 2014年02月01日
Microsoft Research、碁に取り組む 2011年01月03日
コンピュータ囲碁プログラムが9段のプロ棋士と対戦、ハンデ付きで辛くも勝利 2009年08月11日
8段のプロ囲碁棋士がコンピュータに破れる(ただし9子のハンデつき) 2008年08月10日
コンピュータが囲碁でプロの棋士に勝利 2008年03月28日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事