JT、「メビウス」シリーズや「わかば」「エコー」などを10円~50円値上げへ

2016年1月22日 20:41

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 日本たばこ産業(JT)は22日、「メビウス」の紙巻たばこ全35銘柄と、「わかば」や「エコー」など旧3級品全6銘柄について、4月1日より10円~50円値上げを行う小売定価改定の認可申請を財務大臣に対し行ったと発表した。これにより、「メビウス」全35種類が各10円、「わかば」、「エコー」、「ウルマ」、「バイオレット」、「しんせい」の5銘柄が各30円、「ゴールデンバット」が50円値上げされる。

 同社は値上げの理由として、成年人口の減少や高齢化の進展等の構造的要因、喫煙規制の強化を背景にした販売数量の継続的に減少をあげている。また、旧3級品については、2015年税制改正でたばこ税法等が改正され、旧3級品の紙巻たばこに係る特例税率が今年4月に廃止となり、以降2019年4月1日までの間で段階的に税率の引上げを行うことが決定しており、この改正に基づいて、4月1日にたばこ税率が1本当たり1円引き上げられることに伴うものとしている。(記事:町田光・記事一覧を見る

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