【株式市場】売買停止となった中国株の明日が読めず日経平均など大幅続落

2016年1月7日 15:54

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

日経平均の終値は1万7767円34銭(423円98銭安)、TOPIXは1457.94ポイント(30.90ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億7486万株。

日経平均の終値は1万7767円34銭(423円98銭安)、TOPIXは1457.94ポイント(30.90ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億7486万株。[写真拡大]

◆日経平均の終値は1万7767円34銭(423円98銭安)、TOPIXは1457.94ポイント(30.90ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億7486万株

 7日後場の東京株式市場は、中国株の下げが再燃して11時過ぎにサーキットブレーカー(売買一時停止措置)が再び発動されたことなどから円高が進み、自動車株などの一段ジリ安とともに日経平均も一段安となり、大引けにかけて423円98銭安(1万7767円34銭)まで下げてそのまま安値引けとなった。主な株価指数はJASDAQ-TOP20指数を除きすべて安い。

 12月に東証1部に移籍したピエトロ<2818>(東1)や昨日四半期決算を発表したわらべや日洋<2918>(東1)などの内需関連株が高く、手詰まり相場ならバイオ株ということでグリーンペプタイド<4594>(東マ)は共同研究成果発表などが好感されてストップ高。メディア工房<3815>(東1)は「LINE」が上場を目指す思惑などが言われてストップ高。テーオー小笠原<9812>(東マ)は本社函館で北海道新幹線に期待とストップ高。ビーマップ<4316>(JQG)は需給相場の様相を強めて4日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は23億7486万株(前引けは12億1240万株)、売買代金は2兆8338億円(同1兆4136億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は239(同229)銘柄、値下がり銘柄数は1647(同1645)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は「電力・ガス」1業種のみ(前引けは全33業種が値下がり)。値下がり率の小さい業種をみると、医薬品、食料品、空運、サービス、その他製品、小売り、陸運、建設、情報・通信、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】パートナーエージェントは続落も今期利益の高成長を見直して直近IPO株買いの再燃が有力(2015/12/09)
【話題】明星電気が「あかつき」に続き「はやぶさ2」も好感し出来高増加(2015/12/14)
【編集長の視点】総合商研は売買手控えも1Q赤字縮小に年賀状受付開始もオンして割安修正へ再発進を窺う(2015/12/15)
【話題】ニュース証券:海外投資売り越しの中、航空総公社IPO好人気(2015/12/14)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事