セイコーインスツルの半導体事業を移管した新会社「エスアイアイ・セミコンダクタ」が事業開始

2016年1月5日 21:19

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 セイコーホールディングス(SHD)の子会社セイコーインスツル(SII)は5日、日本政策投資銀行(DBJ)と共同で設立した「エスアイアイ・セミコンダクタ」が事業を開始したと発表した。

 エスアイアイ・セミコンダクタは、SIIの半導体事業を移管して9月に設立した。出資比率はSIIが60%、DBJが40%。SIIの低消費電流・低電圧動作・超小型パッケージ化技術を特長とする電源用ICやセンサー用IC、EEPROMなどの半導体製品の製造能力拡大・開発機能強化を図りながら、DBJが持つ幅広いネットワークやM&A戦略ノウハウなどを活用し、世界のトップ5に入るアナログ半導体メーカーを目指すとしている。

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