三井不動産リアルティとNEC、首都圏の駐車場にEV・PHV充電インフラ設置

2015年8月17日 15:59

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「三井のリパーク」南八幡5丁目第3駐車場(三井不動産リアルティの発表資料より)

「三井のリパーク」南八幡5丁目第3駐車場(三井不動産リアルティの発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産リアルティとNECは17日、首都圏の「三井のリパーク」駐車場を中心に、合計約200台の電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)用充電器を設置し、有料充電サービスの提供を開始すると発表した。

 無人の時間貸駐車場1カ所につき最大で20台の充電器、合計約200台の大規模設置は業界初の取り組みだという。両社は9月1日に「三井のリパーク」南八幡5丁目第3駐車場でサービスを開始し、第2弾は「三井のリパーク」六本木3丁目第2駐車場を予定しており、今年末までに約200台まで拡大する予定。

 三井不動産リアルティは、政府による「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用し、「三井のリパーク」駐車場に、NEC製のEV・PHV用壁掛け型普通充電器と、複数の充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御などを一元的に行う壁掛け型充電コントローラ(駐車場1カ所につき1台)を設置する。 NECは、三井不動産リアルティから充電設備を借用し、EV・PHV利用者に有料サービスを提供する。

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