双日米国、ペルーのメガソーラー事業に参画

2015年8月17日 15:58

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各発電所の所在地(双日米国の発表資料より)

各発電所の所在地(双日米国の発表資料より)[写真拡大]

 双日米国は17日、スペインの大手企業グループであるイソラックスグループ傘下のティーソーラー社がペルーで保有、運営するマヘス太陽光発電所、レパルティシオン太陽光発電所の各々の持分49%を取得したと発表した。

 この事業はペルー最南端部の高日照地帯で、ペルー初のメガソーラープロジェクト(2件:合計出力44.328MW)として2012年7月1日に操業開始したもので、ペルー国エネルギー鉱山省(Ministry of Energy and Mines)による20年間の固定価格での電力買い取りが保証されている。

 また、太陽光発電事業としては中南米で初めて全国規模の送電網への接続・電力供給を実現したことでも注目を集めたという。双日米国はこれを皮切りに、米州におけるイソラックスグループとの電力・インフラ事業のさらなる協業に向けて関係強化を図る予定。

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