関連記事
国内株式市場見通し:今週はミクシィなど中小型株の決算に関心集まる
*15:13JST 国内株式市場見通し:今週はミクシィなど中小型株の決算に関心集まる
先週の日経平均は上昇。週初は米国株安や原油相場の下落、TPP閣僚会合が合意なく終了したことなども心理的に影響し、利益確定の流れが先行。不安定な値動きが続いている中国だが、7月の財新中国PMI確報値は47.8と、速報値から下方修正されたことも不安視された。決算が本格化する中、見極めムードにも。
注目された決算では、トヨタ自<7203>がサプライズなく、三菱商<8058>などが嫌気される局面もみられた。ファーストリテ<9983>の既存店の低迷による下落が日経平均の重石にもなった。一方で、米国では経済指標の結果を受けて9月の利上げ再開への思惑が高まる中、円相場は一時1ドル125円台と円安に振れている。この流れもあってか、週末にかけては内需売りに対する外需買いといったリバランスと見られる動きに。ソフトバンクG<9984>の予想を上回る決算と自社株買いが好感され、日経平均をけん引していた。
今週は米雇用統計の結果を受けての相場展開となる。結果は非農業部門雇用者数が市場予想をやや下回ったが、失業率や平均時給が予想にほぼ一致する概ね良好な内容となった。これにより、9月の利上げへの思惑が高まっている。先週は米4-6月GDPなど足元の経済指標の結果を受けて早期利上げ観測が再燃しており、目抱きは円安に振れやすい可能性がある。これが外需関連への物色が継続する形になるかが注目されよう。
一方で、決算発表は引き続き続くため、これが一巡するまでは積極的には手掛けづらい状況でもある。もっとも、主要企業の決算は一巡した感はあるが、今後は新興市場など中小型企業への決算に関心が集まりやすく、ミクシィ<2121>などには個人主体による資金が集中しやすいだろう。
その他、JPX400の銘柄入替えが発表された。思惑が高まっていた東電力<9501>、ソニー<6758>は採用されなかったが、ミクシィ<2121>など概ね予想に沿った入替えとなっている。8月末には指数組み入れに伴う需給要因も意識される中、新規組入れ銘柄と、除外銘柄によるリバランスが起こる可能性もあろう。《FA》
スポンサードリンク

