日経平均テクニカル:マド埋めで調整一巡が意識されるか

2015年7月28日 18:58

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記事提供元:フィスコ


*18:58JST 日経平均テクニカル:マド埋めで調整一巡が意識されるか
28日の日経平均は小幅に続落。ギャップ・ダウンで始まり、その後20100円を割り込む局面もみられたが、下ひげを残す格好で切り返している。ただし、25日線には上値を抑えられる格好となり、大引けでプラスに転じることは出来なかった。これにより、7月14日の急伸時に空けたマド(20120-20322円)を埋めており、調整一巡が意識されるところ。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と-1σとのレンジ内で推移。バンドが下向きに転じつつあるため、-1σ辺りで踏ん張りをみせたいところ。パラボリックはSAR値が20074円辺りまで切り上がりをみせてきており、本日の安値近辺まで下げてくると、陰転シグナルを発生させてくる。一目均衡表ではいったん雲を割り込み、基準線レベルまでの調整をみせたが、大引けでは雲を上回ってきている。遅行スパンは下方転換シグナル発生の可能性が高まる。《SY》

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