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NEDO、ドイツで太陽光発電によるスマートコミュニティ実証事業
事業のイメージ図(新エネルギー・産業技術総合開発機構の発表資料より)[写真拡大]
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は24日、ドイツのシュパイヤー市のシュパイヤー電力公社SWSと、同市内でスマートコミュニティ実証事業を実施することで合意したと発表した。
この事業は、同市と同電力公社の全面協力のもと、2015年度から2017年度まで、太陽光発電で発電した電力を地産地消する「自己消費モデル」の確立を目指した技術を導入、実証するもの。NEDOとNTTドコモ、NTTファシリティーズ、日立化成、日立情報通信エンジニアリングとドイツのシュパイヤー電力公社SWS、住宅供給公社GEWOが共同で行う。
日本の蓄電技術、ヒートポンプ温水器による蓄熱技術、HEMSの機能を実現する情報通信技術により実証システムを構築し、実際の生活環境のなかでの運転を通じて、太陽光発電で発電した電力を地産地消する太陽光発電の「自己消費モデル」を確立する。そして、ドイツの重要課題である太陽光発電からの逆潮流抑制に貢献するとともに、住宅における熱を含めたトータルのエネルギーコストを低減する効果の実証も目指す。
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