概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、ギリシャ情勢の落ち着きを受け

2015年7月16日 09:47

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記事提供元:フィスコ


*09:47JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、ギリシャ情勢の落ち着きを受け
【ブラジル】ボベスパ指数 52902.28 -0.63%
15日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比336.90ポイント安(-0.63%)の52902.28で取引を終えた。53333.82から52790.46まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは31、変わらず3であった。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が半期議会証言で、年内の利上げは適切との姿勢を改めて表明したことが、新興国ブラジル株の売り圧力になった。また、格付け会社ムーディーズのアナリストがブラジルを訪問し、中銀幹部らと面会する予定とされており、格付けの行方に関する思惑もブラジルの株安につながった。

【ロシア】MICEX指数 1641.22 -0.35%
15日のロシア株式市場は5営業日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比5.79ポイント安(-0.35%)の1641.22で取引を終了した。1627.25まで下落した後、上昇に転たが、1643.98までの反発にとどまった。

中国株式市場の続落が意識されたとみられ、ロシア株は売り先行でスタートした。その後、いったん買い戻しに転じたが、この日発表のロシア・6月鉱工業生産が予想以上に下落したことや、ブレント原油の下落が嫌気され、上げ渋る状態になった。また、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で、年内の利上げの方針を改めて表明したことも相場の重しになった。

【インド】SENSEX指数 28198.29 +0.95%
15日のインドSENSEX指数は反発。前日比265.39ポイント高(+0.95%)の28198.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.82%(69.70ポイント)高の8523.80で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。ギリシャ情勢の落ち着きや前日の欧米市場が堅調だったことを受け、買いが先行。国内では、利下げ期待が高まっていることが支援材料となった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、次回(8月4日)の金融政策決定会合では、利下げが実施されるとの見方を示した。なお、5月の鉱工業生産が予想以上に落ち込んだほか、6月の卸売物価指数が予想以上に鈍化した。

【中国本土】上海総合指数 3805.70 -3.03%
15日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比118.78ポイント安(-3.03%)の3805.70ポイントと続落した。一時は4.67%下落している。

指標発表後に下げ幅を広げる展開。取引時間中に公表された一連の中国経済統計が予想よりも良かったため、市場関係者の間では、「経済指標の改善によって、景気テコ入れに向けた追加緩和の期待が後退した」との見方が出ている。《NH》

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