人気漫画「みつあみの神様」(今日マチコ著)を新形式で10月に舞台化=東映アニメ、サミーら4社

2015年7月9日 15:58

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抒情的な漫画として話題になった「みつあみの神様」(東映アニメーションの発表資料より)

抒情的な漫画として話題になった「みつあみの神様」(東映アニメーションの発表資料より)[写真拡大]

 東映アニメーション、プロダクション・アイジー、サミー、ビラコチャの4社は8日、協同で今日マチ子著「みつあみの神様」(集英社刊)の舞台を制作すると発表した。舞台は、作品の持つ独特の叙情性と透明感を朗読劇×アニメーション×音楽×サンドアートで表現する新感覚朗読劇“シアトリカル・ライブ”という新しい形式で、10月24日(土)~10月25日(日)に計4回の公演が行われる予定。

 「みつあみの神様」は手塚治虫漫画賞新生賞(「みつあみの神様」、「アノネ、」、「U」)や日本漫画家協会賞カーツーン部門大賞(「いちご戦争」)など様々な方面で高い評価を得ている漫画家・イラストレータ、今日マチ子による抒情的なタッチの漫画。2011年から13年にかけて『ジャンプ改』(集英社)に連載された。

 今回の舞台では、作品の持つ独特の叙情性と透明感を表現するため、“シアトリカル・ライブ”という新たな舞台形式が生み出された。総合プロデューサーは「踊る大捜査線」シリーズなどで知られる映画監督・本広克行、舞台・脚本演出に藤沢文翁、アニメーション監督に板津匡覧を迎え、朗読を諏訪部順一、花澤香菜、小林裕介ら豪華声優陣が務める。また伊藤花りんによるサンドアート・ライブ、青葉市子による音楽が、作品世界を深める。

 公演は10月24日(土)~10月25日(日)計4回公演(予定)をよみうりホール (東京都千代田区有楽町)で行う。チケットは7月9日からチケットぴあにて販売。(記事:町田光・記事一覧を見る

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