【狙い場・買い場】リケンの480円前後に割安感、自動車関連中で出遅れ感

2015年6月18日 15:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 リケン <6462> は、ミニゴールデンクロスを示現。モミ合い上放れが期待できることから注目してみたい。

 同社は、ピストンリング最大手で、その他自動車部品、船舶・産業機器装置部品、配管機材、熱産業機器装置・環境装置、EMC製品も手がけている。今後の持続的な成長を実現するため、2012年度から「グローバル事業戦略による世界企業への飛躍」をメインテーマとした中期経営計画「PLAN 2015」を推進し、グローバル市場での事業拡大と更なる企業価値向上を目指して取組んでいる。

 前2015年3月期業績実績は、売上高724億8600万円(前の期比3.8%減)、営業利益56億1500万円(同10.1%減)、経常利益68億1200万円(同6.5%減)、純利益40億4200万円(同11.1%減)に着地。年間配当は12円を継続。

 客先モデルチェンジに伴う一時的な売上減少があったことやインドネシアでの建機市場向け需要急減のほか、前の年度末に環境システム関連の大型物件売上があった反動もあったほか、海外における新拠点立ち上げを含む先行投資の負担増で減収・減益だった。

 今16年3月期業績予想は、売上高735億円(前期比1.4%増)、営業利益58億円(同3.3%増)、経常利益70億円(同2.8%増)、純利益42億円(同3.9%増)を計画。年間配当は12円継続を予定している。

 軽自動車を中心とする国内市場の縮小や、インドネシアでの建機市場向け製品に加え自動車向け部品も不振が見込まれる等マイナス要因はあるが、非日系自動車メーカー向け新規拡販で小幅ながら増収増益を見込んでいる。

 株価は、480円を軸としたモミ合いが続いている。ドイツKSPGAGグループのKSコルベンシュミット社とグローバルな業務提携を推進。合弁会社設立により、中国市場における事業の拡大を目指すことへの期待感が下支え、今期予想PER12倍台、PBR0.82倍と割安感があり見直し余地はある。13年5月高値522円抜けから一段高に進む可能性があり注目したい。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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