アスラテックなど、人型で車に変形する約3.5mの巨大変形ロボットを開発へ

2015年6月12日 14:26

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全長約3.5mの変形ロボット「J-deite RIDE」完成イメージ図(アスラテックの発表資料より)

全長約3.5mの変形ロボット「J-deite RIDE」完成イメージ図(アスラテックの発表資料より)[写真拡大]

 BRAVE ROBOTICSとアスラテックは12日、共同で全長約3.5mの変形ロボット「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)の開発を開始したと発表した。

 J-deite RIDEは人型(ロボットモード)と車型(ビークルモード)とに完全変形できるロボットで、人型の状態では二足歩行が可能になる。車型の状態では人が乗って運転できるようになる予定。

 BRAVE ROBOTICSとアスラテックの両社が参画する変形ロボット製造プロジェクト「Project J-deite」の一環として開発する。2014年10月に同プロジェクトで制作された全長約1.3mの変形ロボット「J-deite Quarter」(ジェイダイト・クォーター)の上位モデルとなる。

 ロボットの制御システムには、アスラテックの「V-Sido OS」(ブシドー・オーエス)を利用している。主にロボットのハードウェア面をBRAVE ROBOTICSが担当し、システム面をアスラテックが担当して開発を進めていく。2017年中の完成を目指している。

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