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大林組、山梨県大月市で発電容量14MWの木質バイオマス発電事業
大月バイオマス発電所のイメージ図(大林組の発表資料より)[写真拡大]
山梨県大月市と大林組は8日、大林組グループの再生可能エネルギー事業会社である大林クリーンエナジーが「大月バイオマス発電株式会社(出資:新エネルギー開発ほか1名)」の全株式を取得し、同社が山梨県大月市にて進めていた木質バイオマス発電事業を承継することに合意したと発表した。
同事業は山梨県内初のFIT制度に基づく大規模発電事業で、発電容量は14MW(約3万世帯分)、投資額は約100億円、年間売上高は約20億円を見込んでいる。
今後、大月市は、地元雇用の拡大、農業や林業への波及効果を高めるべく大林クリーンエナジーと共に本事業を推進していく。現状では、発電所燃料のうち森林資源(未利用間伐材およびバーク、製材端材などの一般木材)で賄える割合は最大で20%程度だが、既存産業への影響に配慮しつつ利用増加を図り、林業振興を進めていく予定。なお、発電所の建設工事は、プラント設備を含めたEPC契約により大林組が一括して請け負い8月に着工する予定である。
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