5日の米国市場ダイジェスト:ダウは56ドル安、雇用統計を受け早期利上げ観測拡大

2015年6月8日 07:28

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記事提供元:フィスコ


*07:28JST 5日の米国市場ダイジェスト:ダウは56ドル安、雇用統計を受け早期利上げ観測拡大

■NY株式:ダウは56ドル安、雇用統計を受け早期利上げ観測拡大

NYダウ       ナスダック
終値 :17849.46  終値 :5068.46
前日比:-56.12    前日比:+9.33
始値 :17905.38  始値 :5057.04
高値 :17940.78  高値 :5074.98
安値 :17822.90  安値 :5025.52

5日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は56.12ドル安の17849.46、ナスダックは9.33ポイント高の5068.46で取引を終了した。朝方発表された5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る28万人増となり、早期利上げへの警戒感が強まり売りが先行。その後、雇用統計を受けた売りが一巡すると、雇用市場の回復を好感する見方もあり、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。セクター別では、銀行やエネルギーが上昇する一方で電気通信サービスや食品・飲料・タバコが下落した。

アパレルのギャップ(GPS)は、5月既存店売上高の落ち込みを受け下落。航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)やアメリカン航空(AAL)は、原油相場の上昇を受け軟調推移。一方で、スポーツ用品のアンダーアーマー(UA)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け上昇。食品のダイアモンド・フーズ(DMND)は、決算内容が好感され、買われた。

本日、石油輸出国機構(OPEC)は、生産枠を現行の日量3000万バレルで据え置くことを決定した。OPEC事務局長は、原油価格が1バーレル100ドルには回復しないとの考えを示した。

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■NY為替:ドル・円は125円63銭、米雇用統計受け年内の利上げ観測強まる

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円71銭から125円86銭まで上昇し、125円63銭で引けた。良好な米国の雇用統計を受けて年内の利上げ観測が強まり、債券利回りの上昇に伴うドル買いが加速。

ユーロ・ドルは、1.1276ドルから1.1049ドルまで下落し、1.1115ドルで引けた。ギリシャ債務協議が難航していることを背景にユーロ売りが継続、一方、良好な雇用統計を受けた米国の債券利回り上昇に伴うドル買いが強まった。ユーロ・円は、140円53銭から139円03銭まで下落した。

ポンド・ドルは、1.5358ドルから1.5191ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9313フランから0.9503フランへ上昇した。


■NY原油:反発で59.13ドル、米リグ稼働数発表きっかけに買い戻し強まる

NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:59.13↑1.13)。この日発表の米国の5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が大幅に増加。ドル全面高になったことで、NY通常取引開始後は割高感による原油の売りが先行し、56.83ドルまで下落した。終盤に、米ベーカー・ヒューズ社が米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表し、稼動中リグは前週比4基減の642基。減少ペース(前回13基)は鈍ったが、その後買い戻しが優勢になり、59.20ドルまで上昇した。

NY通常取引開始前に、石油輸出国機構(OPEC)が生産目標を現行の日量3千万バレルに据え置くことを決定しており、一部に増産観測があったことから、買い戻しにつながった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  17.19ドル +0.405ドル(+2.41%)
モルガン・スタンレー(MS) 39.30ドル +0.600ドル(+1.55%)
ゴールドマン・サックス(GS)210.43ドル +1.56ドル(+0.75%)
インテル(INTC)      31.84ドル -0.470ドル(-1.45%)
アップル(AAPL)      128.65ドル -0.710ドル(-0.55%)
グーグル(GOOG)      533.33ドル -3.37ドル(-0.63%)
フェイスブック(FB)    82.14ドル +0.090ドル(+0.11%)
キャタピラー(CAT)     86.06ドル +0.590ドル(+0.69%)
アルコア(AA)       12.42ドル -0.080ドル(-0.64%)
ウォルマート(WMT)     73.03ドル -1.12ドル(-1.51%)
スプリント(S)       4.42ドル -0.045ドル(-1.01%)《NO》

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