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日立システムズ、イタリアのITサービス企業を買収

日立システムズは、イタリアのITサービス企業Cosmic Blue Teamを買収する手続きを完了し、正式にグループ会社化するとともに社名をHitachi Systems CBT S.p.A.へ変更した。写真は、Hitachi Systems CBTのWebサイト。[写真拡大]
日立システムズとHitachi Systems CBT S.p.A.(日立システムズCBT)は21日、日立システムズがイタリアのITサービス企業であるCosmic Blue Team S.p.A.を買収する手続きを完了し、同社を正式にグループ会社化するとともに社名をHitachi Systems CBT S.p.A.へ変更し、事業を開始したと発表した。
日立システムズは、日立グループの情報・通信システム事業における中核企業として、システムのコンサルティングから構築や運用・監視、工事・保守までITのライフサイクルすべてをカバーするサービスを提供している。今回、イタリアで35年にわたり培った技術と経験を持つ日立システムズCBTをグループ会社に迎え、欧州市場におけるITサービス事業の強化を図る。
日立システムズCBTは、引き続きシステム設計、構築、運用、クラウドシステムの保守、アプリケーション、サービス、ソリューションなどに注力するとともに、今後、日立システムズの製品やサービス、技術力やノウハウなどを取り入れ、マネージドサービス、セキュリティ、データセンターソリューション分野などITサービス事業の強化を目指す。
これらのサービスは、ミラノとローマにある日立システムズCBTの2つのデータセンターを活用し、中堅から大企業まで、民間企業だけでなく官公庁も含めて、高度なITサービスやソリューションによりITインフラを統合したいというユーザー向けに提供する。
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