概況からBRICsを知ろう~7日のロシア株式市場は続落、ブレント原油先物相場下落で

2015年5月8日 09:22

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:22JST 概況からBRICsを知ろう~7日のロシア株式市場は続落、ブレント原油先物相場下落で
【ブラジル】ボベスパ指数 56921.39 -0.32%
7日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比181.75ポイント安(-0.32%)の56921.39で取引を終えた。57289.51から一時56507.22まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは24、値下がりは41、変わらず1であった。

この日ブラジル中銀が、4月28-29日に開催した金融政策決定会合(政策金利を0.50%引き上げて13.25%に決定)の議事録を公表。そのなかで、「インフレをターゲット内に戻すために、もっとやる必要がある」と指摘したことを受けて、次回会合での追加利上げ観測が浮上、ブラジル株の売りにつながった。中央銀行関係者は、「アナリストのCPI予想が4.5%に低下するまで、政策反転はない」と言明した。

【ロシア】MICEX指数 1686.98 -1.59%
7日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比27.33ポイント安(-1.59%)の1686.98で取引を終了した。1709.82から一時1676.21まで下落した。

ブレント原油先物相場が、68ドル台から66ドル台まで下落したことが、ロシア株の売り圧力になった。ただ、来週11日(月)も祝日(「勝利の日」振替休日)で休場になることで、取引は手控え気味だったとの見方。なお、7日発表のロシアの4月HSBCサービス業PMI、総合PMIは、ともに前月の46台から50台まで急回復したが、材料視されなかったもよう。

【インド】S&PムンバイSENSEX指数 26599.11 -0.44%
7日のインドSENSEX指数は3日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比118.26ポイント安(-0.44%)の26599.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同39.70ポイント安(-0.49%)の8057.30で取引を終えた。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後はマイナス圏でもみ合った。弱い経済指標が続いていることが警戒材料。3月のインフラ産業8業種の生産高や4月のHSBC製造業購買担当者指数(PMI)、4月のHSBCサービス業PMIはそろって弱かった。

【中国本土】上海総合指数 4112.21 -2.77%
7日の上海総合指数は大幅下落。主要指標の上海総合指数は、前日比117.05ポイント安(-2.77%)の4112.21ポイントと3日続落した。約3週間ぶりの安値を切り下げる。

前日までの軟調地合いを継ぐ。信用取引の規制強化については当局が否定したと伝えられたものの、「株式相場を抑制するための強い措置が打ち出される」との懸念が依然としてくすぶっている。また、明日から4月の重要経済指標が相次いで公表されることも(8日に貿易統計、9日に物価統計、13日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計)、買い手控え要因になっている。《FA》

関連記事