高速道路6社、高速道路における逆走対策を発表

2015年4月29日 11:31

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高速道路出口部の対策例(写真:高速道路6社の発表資料より)

高速道路出口部の対策例(写真:高速道路6社の発表資料より)[写真拡大]

 東日本・中日本・西日本などの高速道路6社は28日、高速道路の逆走問題への追加対策を発表した。

 主な施策をとしては、料金所入口一般レーンへのバーの設置を、逆走発生回数の多い北関東道で試行し、順次展開する。また、誤進入がそのまま逆走につながることとなる、高速道路出口部に、逆走をセンサーで自動検知し、表示板で警告するとともに、管制センターに通知して早期確保につなげる対策も首都高速2号線で試行する。

 2011年から2014年までの4年間で高速道路会社管内の高速道路での逆走は、739件発生し、2014年度は198件が発生した。運転者の年齢では65歳以上が約7割。

 2011年から2013年までに逆走が複数回発生した33カ所では、2014年度に対策工事が完了している。2015年度は、死亡事故などが起きた34カ所を優先して対策が実施される。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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