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双日、ガーナの海水淡水化プラントが竣工 商業運転開始へ
ガーナ共和国の地図と海水淡水化プラント(双日の発表資料より)[写真拡大]
双日は24日、ガーナで進めていたスペイン企業との共同事業である海水淡水化プラントの商業運転を2月から開始したと発表した。スペイン企業は、アベンゴアウォーター社(Abengoa Water)で、共同出資により設立されていたのはベフェサ デザリネーション デベロップメント社(Befesa Desalination Developments Ghana Ltd、BDDG社)。
サブサハラ地域初の海水淡水化事業であるとともに、アフリカにおける日本企業初の海水淡水化への事業投資。日本企業のサブサハラにおけるインフラ事業投資案件の先駆けとなるものとして注目されている。また、公共性の高い事業であることから借入資金はMIGA(世銀グループの多国籍保証機関)の非常危険保険を利用したプロジェクトファイナンスによる調達となっている。
この事業の稼働により、1日当たり約50万人分に相当する最大6万tの飲み水を供給することが可能となる。造水した水は、ガーナ水公社に25年間の長期売水契約に基づき販売する。
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