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北大阪水素ステーション(写真:大阪ガスの発表資料より)[写真拡大]
大阪ガスは21日、都市ガスを改質して水素を作るオンサイト方式の「水素ステーション北大阪水素ステーション」を22日から営業開始すると発表した。
本ステーションは、自動車メーカー各社の燃料電池自動車(FCV)の一般販売に合わせ、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の採択を受けて、昨年7月から建設を進めていた。
都市ガスを改質して水素を作るオンサイト方式の水素ステーションの商用化は日本で初めてだという。
既存の天然ガススタンドに隣接した場所に設置することで、効率的な運用を可能にしたという。また、同社が開発した「HYSERVE-300」と呼ばれるコンパクトで高効率な水素製造装置を採用。水素製造装置を持たない他の水素ステーションにも供給できる。
充てんにかかる時間は約3分。水素の販売価格は、1kg1,100円で、販売が開始されたFCVと同クラスのハイブリッド車に必要なガソリン代と同じ程度の水準にしたという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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