米宝くじ協会の従業員、当選場号を決めるPCをハックして不正に当たりを引いていた?

2015年4月16日 16:43

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米国で宝くじの当選番号を決めるPCをハックし、恣意的に当選金1430万ドルのくじを引いた疑いでMulti-State Lottery Association(米宝くじ協会)の情報ディレクター、Eddie Raymond Tipton容疑者に対し捜査が行われているという(Ars TechnicaSlashdot)。

 問題とされている宝くじは「Hot Lotto」という、6つの数字を選んで発表された番号と一致したら当選というもののようだ。検察が法廷に提出した文書によれば、Tipton容疑者は情報ディレクターという立場を悪用して当選番号の決定に使用されるPCがある部屋に入り、USBメモリ経由で当選番号を恣意的に操作するソフトウェアを組み込んだという。

 その後容疑者はコンビニであらかじめ仕込んでおいた番号を選択してHot Lottoを購入、1430万ドルの当選金を得たという。なお、宝くじ協会の関係者が宝くじを購入することは法で禁じられているとのこと。

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