ゲオ、NTTコムと格安SIMで提携 店頭でMNPや中古・新品スマホを割賦販売

2015年4月3日 11:43

印刷

ゲオ×OCN SIMパッケージ(写真:ゲオホールディングス発表資料より)

ゲオ×OCN SIMパッケージ(写真:ゲオホールディングス発表資料より)[写真拡大]

  • 販売されるfreetelの「priori2」(写真:ゲオホールディングス発表資料より)
  • 販売されるHUAWEIの「G620S」(写真:ゲオホールディングス発表資料より)

 ゲオホールディングスとNTTコミュニケーションズは2日、モバイル事業において業務提携を行い、新たなスマートフォンサービス「ゲオスマホ」の発売を発表した。

 ゲオは、2009年7月より中古携帯端末を取り扱っており、昨年4月からは格安SIMカードの販売を開始している。今回、ゲオは「ゲオ×OCN SIM」の展開と同時に、新たにSIMフリー端末、freetel(フリーテル)の「priori2」、HUAWEI(ファーウェイ)の「G620S」の新品スマホ2機種を投入する。

 これにより、顧客は端末を「新品2機種」もしくは、現在ゲオが保有する中古スマホから選択でき、SIMについては「ゲオ×OCN SIM」の「音声SIMタイプ」もしくは「通信SIMタイプ」から選べるようになる。

 店頭での割賦決済の仕組みを導入することで、「新品スマホ+音声SIM」や「人気の中古スマホ+音声SIM」のセット価格が月額3,000円前後で提供を可能にする。そのほか、番号ポータビリティ(MNP)の即日受渡店舗を本年、夏に全国10店舗へ拡大予定。

 また、新規音声SIMの即日・翌日受渡店舗を順次、直営店舗全店へ拡大予定。中古端末の初期不良対応を1か月間(30日間)に延長。5月には、より長期間の保証やオプションサービスの付いた有料保証サービスも開始予定。

 一括払いと並行して、通常の携帯キャリアショップと同様に、支払い回数を12回/24回に分けた割賦決済を開始。新品端末+SIM、中古端末+SIMのセット販売以外にも、新品端末、中古端末のみでも利用可能となる。

 サービス利用料金は、通信容量が110MB/日、170MB/日、3GB/月、5GB/月、15GB/月の5つに分かれ、月額料金(税抜)が音声対応が1,600~2,500円、SMS対応が1,020~1,920円、データ通信専用が900~1,800円(いずれも税抜)。他に初期費用(パッケージ費用)3,000円(税抜、割賦購入の場合は無料)が必要である。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事