概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、財政赤字目標が達成できるとの見通しからインドの格上げ期待

2015年4月2日 10:02

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記事提供元:フィスコ


*10:04JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、財政赤字目標が達成できるとの見通しからインドの格上げ期待
【ブラジル】ボベスパ指数 52321.76 +2.29%
1日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1171.60ポイント高(+2.29%)の52321.76で取引を終えた。51186.27から52613.04まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは55、値下がりは12、変わらず1であった。

ブラジルのルセフ大統領が、「今年度の財政目標の達成のためには何でも行う」との姿勢を強調したことが、好感された。また、NY原油先物価格が50ドル台を回復したこと、この日発表のブラジルの経済指標で、3月貿易収支が予想外の黒字転換となり、景気持ち直し期待が浮上したことも、株高につながったとみられる。

【ロシア】MICEX指数 1661.90 +2.20%
1日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比35.72ポイント高(+2.20%)の1661.90で取引を終了した。1613.83から1662.81まで上昇した。

ブレント原油先物価格が前日比2ドル超上昇したことが、ロシア株の買いにつながった。また、ロシア首相が、対ウクライナガス供給に関して4-6月分の割引を承認したとされ、買い材料との見方。この日発表のロシアの経済指標では、10-12月期GDP伸び率が前年比+0.4%に鈍化したが、市場予想のゼロ成長は回避された。

【インド】S&PムンバイSENSEX指数 28260.14 +1.08%
2日のインドSENSEX指数は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比302.65ポイント高(+1.08%)の28260.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.25ポイント高(+1.12%)の8586.25で取引を終えた。

前日の終値近辺でもみ合った後は後半に上げ幅を拡大させた。14年度(15年3月まで1年間)の財政赤字目標が達成できるとの見通しが、インドの格上げ期待を強めた。政府は14年度の財政赤字を同年度GDPの4.1%以内に抑える目標を掲げており、通信業界の納税増を受け、この目標は実現できる公算が大きい。なお、業界の納税額(14年4月から)はすでに1080億8000万ルピー(約2075億円)に上った。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きも広がった。

【中国本土】上海総合指数 3810.29(+1.66%)
2日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比62.39ポイント高(+1.66%)の3810.29ポイントと反発した。節目の3800台を回復し、およそ7年ぶりの高値水準を切り上げる。

景気先行きの不安がやや後退する。取引開始前に公表された3月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は、前月(49.9)と予想(49.7)を上回る50.1で着地。前月比で上昇するのは2カ月連続で、景況判断の分かれ目となる50を3カ月ぶりに上回ったことが好感された。今月のIPO(新規株式公開)が3月よりも増加すると伝えられたことで、朝方は売りに押される場面がみられたものの、その後は徐々に買いの勢いが強まっている。《FA》

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