KDDI、オンラインゲーム開発の「ソフトギア」に出資

2015年4月2日 04:08

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スマートフォンゲーム市場規模の推移(CyberZ調査、KDDIの発表資料より)

スマートフォンゲーム市場規模の推移(CyberZ調査、KDDIの発表資料より)[写真拡大]

 KDDIは31日、オンラインゲーム開発会社「ソフトギア」に出資したと発表した。同社のコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて行った。

 ソフトギアは、2008年月に設立され、東京都新宿区に本社を置く。資本金は5,500万円で、従業員数は45名。家庭用ゲーム機、スマートフォン向けのオンラインゲームの開発などを手掛けている。

 KDDIでは、サイバーエージェント子会社のCyberZの調査から、スマートフォンゲーム市場規模が2014年の約6,600億円から、2016年には約8,200億円(いずれも予測)に成長すると見込んでいる。また、スマートフォンの高性能化、通信速度の高速化により、サーバーやネットワークを安定稼働させる技術力が求められていると判断し、同社との提携に至ったという。

 KDDIでは、ゲームなどのエンタテインメント市場、サーバー技術、通信技術が必要とされるエンタープライズ市場での開発を支援するという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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