ドコモ、4月から次世代型電動車椅子シェアサービス開始

2015年3月26日 06:34

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次世代型電動車椅子「WHILL Model A」の前方(ドコモの発表資料より)

次世代型電動車椅子「WHILL Model A」の前方(ドコモの発表資料より)[写真拡大]

  • 後方・アタッチメント装着部(ドコモの発表資料より)

 NTTドコモは25日、ウィルが開発した次世代型電動車椅子「WHILL Model A」(以下、「WHILL」)を、自治体や企業などに貸し出すシェアソリューションを提供すると発表した。4月1日から、受付を開始し、テーマパークや公共施設への導入を目指す。導入費用は月額3万9,000円/台(税別、4年契約)。

 ウィルが開発・生産している「WHILL」は、前輪に24個の小さなタイヤを組み合わせることでその場での回転、方向転換を実現し、坂道や砂利道も走行可能な電動車椅子。

 ドコモは「WHILL」を、通信機能やGPS機能、遠隔制御機能(貸出・返却管理やバッテリー残量の把握等)などに対応させることで、複数の利用者で共同利用することを実現した。

 利用者は、ドコモが提携した自治体や企業を通して「WHILL」をレンタルする。パーソナルモビリティ本体のアタッチメントにカードリーダーを搭載し、ICカードやおサイフ機能付き携帯電話/スマートフォンをかざすことで、その場ですぐに貸出/返却が可能な仕組みも導入する。(記事:町田光・記事一覧を見る

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