西武HD、東京都・池袋の西武鉄道旧本社跡地に18階建てビル 19年春に開業

2015年3月25日 23:30

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ビルの完成イメージ(西武ホールディングスの発表資料より)

ビルの完成イメージ(西武ホールディングスの発表資料より)[写真拡大]

  • ビルの計画地(西武ホールディングスの発表資料より)
  • ビルの周辺図(西武ホールディングスの発表資料より)
  • ビルの断面イメージ(西武ホールディングスの発表資料より)
  • 地上2階部分のデッキの完成イメージ(西武ホールディングスの発表資料より)
  • エントランスホールの内部イメージ(西武ホールディングスの発表資料より)

 西武ホールディングスは25日、池袋駅(東京都豊島区)前にある西武鉄道旧本社ビル跡地に、今年7月から商業施設を含む18階建てのオフィスビルを建設した上で、2019年春に開業させると発表した。

 建設されるビルは鉄骨造(一部除く)で、地上18階建て・地下2階建てで、敷地面積は約5,530平方メートル、延床面積は約5万0,084平方メートル。高さは99.98m。総事業費は約380億円。

 ビル内は、地上4~18階は賃貸オフィスとし、基準階貸室面積は約 2,100平方メートルとする。また地上3階と地上4階の間には中間免震層を設置。地上1~2階は商業施設とし、地下1~2階は地下駐車場とする。なお、地上2階部分は西武池袋線の線路を跨ぐ構造で、線路上部はデッキとする。

 同社では、傘下の西武鉄道最大のターミナル駅であり、西武鉄道の最重要エリアとしている池袋駅の周辺で、賃貸オフィスビルを供給することで、池袋地区の発展に寄与できるなどとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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