フリマアプリ「メルカリ」がヤマト運輸と連携 配送料金が全国一律に

2015年3月18日 10:21

印刷

サービス開始時の取引フロー概念図(写真:メルカリ・ヤマト発表資料より)

サービス開始時の取引フロー概念図(写真:メルカリ・ヤマト発表資料より)[写真拡大]

 メルカリとヤマトは4月から、スマートフォン向けフリマアプリと宅配システムとの連携による新サービスの提供を開始する。

 配送の手間が大幅に削減され、「より簡単・便利に」というメルカリ利用者の配送ニーズ応える。「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」に対応するので幅広い配送ニーズに対応できる。なお、ネコポスは通常は法人・個人事業者向けのサービスだが、メルカリの取引では誰でも利用できる。

 利用の流れは、購入後、メルカリからQRコードをメルカリのアプリ上で出品者に発行、ヤマトの直営店に出品者が配送商品を持ちこみ、QRコードを店頭端末「ネコピット」で読み取り、送り状を印字。商品が購入者に届き、出品者と購入者が相互評価を行った後、販売金から販売手数料と送料が差し引かれ、出品者のアカウントに入金される。

 配送料金は、全国どこから発送しても同一。メルカリが料金の一部を負担することで、通常の「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」の料金よりも多くの場合で安価な料金で利用できる。サービス利用時の詳しい料金は、4月1日のサービス開始をもってメルカリが発表する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事