欧米為替見通し:ギリシャ改革リストとイエレンFRB議長証言に注目

2015年2月24日 17:09

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記事提供元:フィスコ


*17:09JST 欧米為替見通し:ギリシャ改革リストとイエレンFRB議長証言に注目

本日24日の欧米市場のドル・円は、ギリシャ政府による経済改革リストとイエレンFRB議長の議会証言を見極める展開となる。

ギリシャ政府が経済改革リストを提出し、ユーロ圏財務相会合(電話会合)で内容が検証されることになる。

経済改革リストがギリシャ救援プログラムの条件に適ったものならば、4ヶ月間の救援プログラムの延長が認められ、ギリシャを巡る騒乱は、先送りされることになる。

しかし、ツィプラス・ギリシャ首相が有権者に公約した「緊縮財政措置の破棄」を反故にする内容だった場合、経済改革が暗礁に乗り上げ、政権の基盤が揺るぐことが懸念される。

イエレンFRB議長の議会証言では、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でのややハト派的な見解が踏襲されるのか、それとも、4月以降の利上げ開始という昨年末の見解が再表明されてタカ派的になるのか、注目することになる。

1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、平均時給の伸び率が低迷していること、インフレ率が低迷していること、ドル高による輸出企業への悪影響、原油価格下落によるエネルギー関連企業の雇用喪失、設備投資減少への警戒感が示され、ややハト派的な内容だった。

本日の議会証言では、イエレンFRB議長が目論む利上げ開始時期は4月以降で変わらないのか、「忍耐強く」いられるのはいつまでなのか、インフレ率低迷の下での利上げの正当性、などを見極めることになる。

【今日の欧米市場の予定】

18:30 南アフリカ・10-12月期国内総生産(前期比年率予想:+3.8%、7-9月期:+1.4%)
19:00 ユーロ圏・1月消費者物価指数改定値(前年比予想:-0.6%)
21:00 トルコ中央銀行が主要政策金利発表(指標レポレートは0.25%低下の可能性)
23:00 米・12月S&P/ケースシラー住宅価格指数(前年比予想:+4.30%、11月:+4.31%)
23:00 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁講演
24:00 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で証言
24:00 米・2月消費者信頼感指数(予想:99.5、1月:102.9)
03:00 米財務省2年債入札(260億ドル)《KO》

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