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スズキ、「エブリイ」「キャリイ」など3.4万台をリコール ドアに不具合
スズキは、「エブリイ」「キャリイ」など計3万4,150台についてリコールを国土交通省に届け出た。写真は、改善箇所説明図(同社発表資料より)[写真拡大]
スズキは19日、「エブリイ」「キャリイ」など計9車種3万4,150台についてリコールを国土交通省に届け出た。フロントドアラッチ及びバックドアラッチ部品に不具合があり、最悪の場合、ドアを開けることができなくなるおそれがあるという。
対象車種はエブリイが2014年3月22日~同年6月27日に製造されたもので、キャリイは2014年5月22日~同年8月28日に製造されたもの。同社では、対象車種を購入した顧客にダイレクトメール等で案内をする一方で、早めに最寄りのスズキ車販売店へ連絡して、修理(無料)を受けるよう呼びかけている。
不具合の内容詳細は、フロントドアラッチ及びバックドアラッチにおいて、製造時に異なる材質の部品を使用したため、強度が不足するものがあるという。そのため、施錠及び開錠操作の繰り返しにより、当該部品が破損し、施錠または開錠ができなくなり、最悪の場合、ドアを開けることができなくなるおそれがあるという。
改善の内容は、全車両、フロントドアラッチとバックドアラッチを良品に交換するとしている。(記事:町田光・記事一覧を見る)
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