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エネルギー循環型ごみ収集システムのイメージ(JFEエンジニアリングの発表資料より)[写真拡大]
川崎市とJFEエンジニアリングは10日、廃棄物発電を活用した「エネルギー循環型ごみ収集システムの実証試験」の検討に関する覚書を締結したと発表した。
この実験は、ごみ焼却処理施設で発電した電力を活用した「電池充電・備蓄・交換システム」を利用した電気自動車システムを搭載するEVごみ収集車によるもので、廃棄物発電を活用したエネルギー循環型の地球環境にやさしいシステムとなっている。
また、化石燃料を使わず走行中の排出ガスがゼロ、オール電動化による静音な運行、電池充電・備蓄・交換システムの導入、電池を何時でも充電、複数電池の備蓄、スピーディに交換ができ、ごみ収集が可能、災害時の非常用電源としても期待できる、といった特徴を持つ。
EVごみ収集車用の交換式電池を、自治体の災害対策拠点などの非常用電源としても活用川崎市はごみ焼却処理施設などの実証試験のフィールドを各社に提供し、JFEエンジはプロジェクトを総括するとともに、電池充電・備蓄・交換システムの開発を担当する予定である。
また、収集車両などについては、日産自動車、極東開発工業および日産グループ企業のオートワークス京都、オートモーティブエナジーサプライと連携しながら進めていく予定で、2015年度中の実証試験の実施を目指す。
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